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痛みの犯人はコリ(トリガーポイント)

 身体のほとんどの痛みは筋肉にあるこり(老廃物・乳酸の固まり)と言われています。このこりをトリガーポイントと言います。大きさは、梅干しからうずらの卵ぐらいで、進行すると、その場所が痛むだけではなく、別の場所に痛みを飛ばすようになります。

実際痛みの原因のこりを圧すと離れた場所に響きが出ます。受けてる方は、『そこそこ!!気持ちいい!!ずーんと響く!!いつもの痛み、しびれが再現されます!!感覚的にここが原因なのがわかりました!!』と感想をいただきます。この感覚になると今までの不調がほとんど改善されます。慢性症状の期間が長い方ほど響きがあり施術の回数を重ねる度に減っていきます。この場所はご本人でも気がついてない、無意識に潜んでいる本当の原因になります。

世界的には1983年に米国のケネディ大統領とジョンソン大統領の主治医を勤めたトラベル博士が中心となって、筋肉のこりが身体の痛みの95パーセントを占め、残り5パーセントは骨折・がんなどによる痛みであることを膨大な臨床データに基づき解明しているのです。マイアミ医科大学のヒューバート・ロズモフ教授は、「椎間板ヘルニアが痛みを引きおこす可能性は、3パーセントにも満たない」と言っています。石川県加茂整形外科の加茂敦院長も腰痛の原因については背中の筋肉とお尻の筋肉に多くの原因があるとしています。著書では「『椎間板が神経を圧迫しても痛みは生じない』というのは、もはや医学的事実です」と記しています。膝の痛みについても、「ひざの痛みは変形性膝関節症や半月板損傷と診断される場合が多いですが、そもそも骨や関節の軟骨、半月板には神経が通っていない」と記しています。

 

 当院では、本来の動ける状態に戻し姿勢・猫背を改善するように対応させていただきます。そうすることによってトリガーポイント(コリ)の少ない体に変わっていきます。

ブログにもコリ(トリガーポイント)についてご紹介していますのでご覧下さい。

 

ケネディー大統領もトリガーポイントが原因で腰痛に苦しんでいた。
母のリウマチを指圧で
治した浪越徳二郎先生

ケネディ元大統領は、フットボールで腰を痛め腰椎椎間板ヘルニアと診断されました。その後ヘルニアの手術をしましたが全く改善せず、その後固定術を行った結果いっそう悪くなりました。主治医のトラベル博士は、腰椎のヘルニアが原因ではなく背中や尻の筋肉の硬結が原因であることを突き止め、その治療に成功しました。

『指圧の心、母心押せば命の泉湧く』という言葉がありますが、ご存知の方も多いのでないでしょうか?

そうです。指圧の創始者、浪越徳二郎先生です。先生が7歳の頃、お母さんがリウマチの症状で悩んでいたのですが、北海道の無医村でしたので、家族が交代でつらいことろをさすっていたようです。書籍の秘伝指圧によると『あるとき、手の感触で、皮膚やしこりの状態、冷え、熱などを敏感に感じとれるようになり、それに応じて押し方や強弱を変えるようになりました。もむよりじっと押した方が、こりがとれることを発見。とくに、冷えている腰、背骨の真ん中あたりの側を腰に向けて重点的に押すようにしたところ、症状が好転しリウマチの症状がすっかり良くなりました』と書かれていました。これは、まさに筋肉のこりであるトリガーポイントの除去をしたということがわかります。

 

悪い姿勢、仕事やスポーツで、同じ動作を何回もくり返して、一部の筋肉を酷使したり、また打撲や捻挫を放置した場合などに、その筋肉はダメージを受けてしまい、本采の働きが出来なくなってしまいます。すると今度は、その部位の血液の循環が低下し、老排物が溜まってしまいます。その部位は血液の運搬が上手くいかなくなり、細胞が必要とする酸素が供給されず、一種の酸欠状態になり、細胞は活性化されなくなります。そして、その部位の特に顕著な所に何らかの化学反応が起こって発生するのがトリガーポイントです。あずき大から、梅干し大までと、大きさは様々ですが、これが人々を苦しめているのです。トリガーポイントは、一般的には痛みなどの感覚を生むことで、筋肉が最大限に伸びることを阻害してしまいます。ストレッチでうまく伸びないのもトリガーポイントが邪魔してる事が多いのです。

また、トリガーポイントは筋力や持久力も制限してしまうのです。

 

 

 

マリリン・モンローが日本に来日中、ストレスで胃ケイレンになってしまった時の話です。モンローは、医師の注射を拒み、指だけを使って治すセラピストがいると聞き浪越先生が呼ばれたようです。身体を触診すると、肩甲骨の間が硬くなっているのが原因ではないかと考え、何度も押さえたところモンローは、最初は苦しそうだったが徐々に身体がはじめ、胃ケイレンが治っというエピソードがあります。これも引き金のこりトリガーポイントが原因だったのでしょう

トリガーポイントが出来てしまうのはなぜ?
マリリンモンローの胃ケイレンも治した。
離れた場所に響く

離れた場所に響く

本当の悪い場所を圧すと響きが出ます。響きが出ている場所をじっくりやさしく持続圧をかけます。そうすると響いている先の場所の筋肉がゆるみポカポカと温かくなります。

トリガーポイント

トリガーポイント

わかさ2011年4月号での写真もご覧になってください。加茂整形外科の加茂敦先生がトリガーポイントが原因で診断される症状を記したものです。

なぜあの時痛みが楽になったのか?

なぜあの時痛みが楽になったのか?

みなさんは、整骨院・整体院・はりきゅう・指圧マッサージ院・最近では、ストレッチ専門店で施術を受けて、身体の痛みが楽になった経験はあるのではないでしょうか?またい運動・体操で痛みが軽減したというともあるのではないでしょうか?それは痛みの原因が筋肉のこり(トリガーポイント)にあったことを証明しています。

しびれの原因

しびれの原因

正座や腕枕した後、足や腕がしびれて力が入らないということがありますが、これも一時的に、筋肉が硬くなって起こっていることなのです。つまり、筋肉が硬くなると、足や腕のしびれ・筋力の低下も起きるという事になります。すごく単純ですが、硬くなった筋肉をやらかくすることがとっても大事なのです。

腰痛は老化現象?

腰痛は老化現象?

よく病院に行くと老化現象ですね。と片付けられることが多いです。本当にそうでしょうか?次の表によると緑の棒グラフは「椎間狭小」、オレンジの棒グラフは「骨棘形成」の保有者を年代別に表しており、年齢と共に骨の変性が増加することを示しています。赤の折れ線グラフは「腰痛の初発年齢青の折れ線グラフは「腰痛の保有率」を年代別に表しており、ともに30代をピークとして年齢とともに減少しています骨の変性は年齢とともに増加していきますが、腰痛は骨の変成とも老化とも無関係とわかります。腰痛は老化現象の一つとされてきた常識が間違っているのです。これは腰痛だけでなく全ての痛みについても説明出来ます。

ヘルニアだから治らない?

ヘルニアだから治らない?

腰痛のない健常者に見られるヘルニア及び椎間板変性の比率を表しています。 腰痛のない健常者の76%にヘルニアが見つかり、85%に椎間板変性が発見されますし発見されたヘルニアや椎間板変性のタイプは、腰痛患者と腰痛のない健常者の間で差は認めらません。健常者でもヘルニアや椎間板変性でない人の方が希なのですから、腰痛患者にヘルニアや椎間板変性が見つかったとしても当たり前のことなのです。 やはり、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症が腰痛の原因だとされてきた常識も間違っているのです。

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